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ドン・カルロス/Shining Rhythm! 4/3 13:30

強い雨の中を久しぶりに東宝へ行ってきました。
評判も上々と聞いていましたが、両作品ともにすごく面白かったです!!

以下簡単に感想(ネタバレあります)




お芝居は私の好きなスペイン物でした。
カスティーリャとかアラゴンとか古い国名も色々出てくるし、スペインの基礎を知らないと少々難しい設定かもしれません。
でも複雑な人間関係も含めて、それらの説明を貴族・貴婦人の歌の中でうまく処理しているなぁ~ということに開幕早々まず拍手(←心の中でね^^)
その後も照明やセットの使い方がセンスが良いし、台詞も難しすぎず安直すぎず・・・とっても好みでした。
銀橋の使い方も面白かったです。
銀橋といえば基本的にスターが通る場所であり、当然のようにスポットがあたるものだと思ってましたけど、照明を落としてモブを動かす・・・という使い方もあるんだなぁ~と目からうろこ。

キムくんのカルロス殿下は、同期のまっつ氏と父子というのもあるからか声が高めで、第一印象は少年ぽいなと思いました。
でも若くても利発で思慮深く、気骨があって・・・という魅力的な殿下でした。
豪奢な衣装もどれも似合っていて、私が観たことのあるキムくんの役では一番好きかもしれない(ルキーニも好きだけど)
逆にミミちゃんは女官役だったので衣装が地味で残念。
卒業するリサリサがとっても素敵な役で良かったなぁ。同じスペインの貴婦人でも、某バルセロナの時はイジワルさんだったっけ(笑)
あと強烈だったのはニワニワ・・・セリあがってきた時に「マツ○・デ○ックスだ」と思っちゃったものだから、それ以降は目に入るたびに笑いをこらえるのが大変でした(^^;

政治、宗教が関わる宮廷ストーリーに恋愛要素を絡めて・・・というあらすじを聞いた時には、どっちつかずの中途半端な話になるんじゃないかと不安もあったんですが、政治話も恋愛話もバランスが良くて、とても楽しめる作品。
ご一緒した水友さんと幕間に交わした言葉が「キムシン、どうしちゃったの?」だったのでした(爆)←褒めてます(笑)

ショーも楽しかったぁ!
ところどころでムード歌謡とか「スパニッシュかシャンソンかどっちやねん!?」とか選曲には腹筋が鍛えられたりもしましたが(笑)
どの場面も踊るし歌うし、パワーとエネルギーに溢れていて観ているだけで元気になるような作品でした。
群舞が多いし、その中のカップルもどんどん入れ替わるし、あっちもこっちも観たくて目が足りなかったーーー!!
ひーこちゃんのダンスをオペラで追っているうちに舞台中央でまっつ氏が倒れていて「え?何が起こったの?」となってしまったり(;;)
あと1回観に行く予定なので、今度はもうちょっと落ち着いて楽しみたいと思います。

宝塚(舞台の感想) | 【2012-05-05(Sat) 09:49:17】 | Trackback(-) | Comments(-) | [編集]

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